ここあみるくのブログ

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中学卒業式で友人の寄せ書き手渡せず…

倉敷市の少年が行方不明になり、5月13日で半年となります。少年は、家族とともに祝うことなくこの春15歳になりました。 連休中、家族は広島で、情報提供を呼びかけました。 岡山県倉敷市の梶谷恭暉さん、15歳。2022年11月13日、家族に塾に行くと伝え、外出したまま、行方が分からなくなっています。その日、三原市内の防犯カメラには梶谷さんに似た人物の姿が。翌日には生口島スマートフォンなどが見つかりました。 行方不明からまもなく半年。先週、梶谷さんの父親が広島市中区の教会を訪ねました。町の見回り活動をしている教会に情報提供の協力を求めるためです。


「無事でいることが確認できればいいかなと思っていますので、その点に関して引き続きご協力をお願いしたい」 これまでに寄せられた情報はおよそ130件。広島や愛媛、大阪などを中心に梶谷さんに似た人物の目撃情報ですが、本人につながる有力な手がかりにはなっていません。 2023年に入り広島市では2号線の方向を尋ねたり、島根に行きたいが財布と携帯を落としたと話す少年がいたことがわかりました。しかし、広島での情報は4月以降途絶えたままです。 広島のほか、四国や関西などをたびたび訪れ、情報を求めてきた家族。家族と離れたまま梶谷さんは15歳になりました。迎えた中学校の卒業式。無事に帰ることを願い友人が綴った寄せ書きの色紙も渡せないままです。


「誰も帰ってきて欲しくないと思っている人はいないので、安心して帰ってきてくれないかと思いますし、とにかく無事でいて欲しいと願っています」 梶谷さんは当時、黒の上着と白っぽい長ズボンを身につけていました。やや猫背で、声変わりをしているということです。不明からまもなく半年、家族はきょうも息子の帰りを待っています。