ここあみるくのブログ

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富山県内の17歳少女供述「頼まれて殺害した」

頼まれて殺すと言う気持ちに抵抗は無かった


 高岡市内のホテルで17日夜に男性が殺害されているのが見つかった事件で、殺人容疑で逮捕された少女が「頼まれて殺害した」と供述していることが18日、捜査関係者への取材で分かった。男性が書いたとみられる遺書が宿泊していた客室に残されており、富山県警は男性の自殺を手伝った可能性もあるとみて、嘱託殺人容疑への切り替えも視野に動機や経緯を調べている。


 捜査関係者によると、遺書は家族や少女など複数人に宛てて書かれていた。少女に殺害を依頼し、少女は悪くないとする内容もあったとされる。男性はベッドの上で横たわった状態で発見された。  高岡署が18日に実施した司法解剖で、男性の首に圧迫された痕が浅く残っていたが、抵抗した痕跡はなかった。少女にけがはなかった。  県警は遺書が本人のものかどうかや、少女がどのように首を絞めたかも含め、慎重に捜査している。  捜査関係者によると、16日夜、少女は殺害された男性と一緒にホテルを訪れ、客室で宿泊した。入室から24時間経過したところで従業員が精算を求めると、少女は持ち合わせがないとして、現金自動預払機(ATM)を利用したいと申し出た。少女は1人で外に出たが、ホテルに戻らなかった。  17日夜の事件発生時は現場周辺を多くの人が行き来していた。飲食店関係者からは驚きの声が相次いだ。  ホテルがあるビルに同居する居酒屋経営の30代男性は救急隊員がシーツで覆われた担架を運び出すのを目撃したといい、「誰か亡くなったのだと思ったが、まさか殺人事件が起きていたなんて」と振り返った。  ホテルの隣の居酒屋経営者(29)は「何人もの客から、殺人か殺人未遂の事件があったといううわさを聞いたが、何が起こったのか分からない」と語った。