ここあみるくのブログ

閲覧者様に上手く伝わるように努力した記事を伝えられたらと思います

タモリ「非難の歴史」発言にどよめき…最悪


「じつはタモリさん、登壇前の関係者との事前打ち合わせでは、昔のことや、個別の番組のことを聞いてほしくない、という意向をお持ちだったそうなんです」 これまで、出演作ではギャラクシー賞を複数回受賞しているタモリだが、今回は “個人” に授与される賞。受賞理由は「放送界への多大な貢献」だ。 「タモリさんも、登壇直後は『60周年の節目に私が受賞していいんだろうか』『作品は私一人の力じゃないんですが、今回は “お前、よくやったぞ” ということ。意味が違うんですよね』と、事前の打ち合わせどおり、慎重に言葉を選んでいるようでした」関係者がどよめいたのは、その後のことだ。「『ほぼ半分は非難の歴史でした』と、テレビでサングラスをかけたことや、白いブリーフ1枚でイグアナのものまねをやった過去について触れたのです。  そして、フリーアナウンサー長野智子さんから『記憶に強く残っていること』を聞かれたタモリさんは、“最悪” だったという経験を語り始めました」  タモリは、自ら番組名をあげながら、エピソードを披露した。 「亡くなられた作家の有吉佐和子さん、この方が『いいとも!』にゲストに来て、最後まで全部のコーナーをぶち壊して、1人でしゃべって帰っていった。でも、帰りがけにまだ客席にいましたからね。その後、黒柳(徹子)さんが同じことをなさいまして、この2つは印象に残ってますね。ひどい方たちです(笑)」  長野アナは、タモリが多趣味・博学であることに触れ、贈賞式の会場のある「渋谷の坂道」について、話を無茶振り。タモリは苦笑しながらも、過去の思い出を語った。 「それ(坂道)を言うと、『ブラタモリ』になるんですけどね。僕、九州から学生でこっちに出てきて、友達と一緒に地下鉄銀座線に乗ろうと思ったんです。  あらゆる地下の入り口に行っても、地下鉄の乗り場がないんですよ。で、ふと見たら空中を地下鉄が走っている。地下鉄って空中を走るの? という驚きから、東京の坂道に興味を持つことになったんです」  タモリ発言を、運営側は「嬉しい誤算だった」と喜んでいたというが、もうひとつ “誤算” があった。 「タモリさんが『非難の歴史でした』とスピーチを始めたので、その後に登壇した安住紳一郎アナは本当にいいことはほとんどありませんでした』と自虐ネタを、長澤まさみさんはアナウンサー役を演じた『エルピス』スパルタ特訓” について語るなど、話がネガティブな方向に傾きがちでした。  お2人のスピーチもとてもすばらしかったのですが、運営側は『タモリさんがこの流れをつくったね』と苦笑していました(笑)」  タモリが仕掛けたサプライズが、いくつもの味わい深いスピーチ