ここあみるくのブログ

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部活で水を飲んではいけない時代は終わったのか?

40年前は部活中に水分を補給してはいけないと言われていたらしい!兵舎だったの?って思わせる出来事だと思う!普通に訴えるけどね。

コラー、お前ら! なんで水飲んでるんだー!!」

 真夏のこの時期、体育会系の部活に所属していた人ならトラウマとして、こんな言葉を監督や先輩から浴びせられた経験はあるのではないでしょうか。プロテインなどサプリメント食品を製造する企業「DNS」ではその理由について「水を飲んでもすぐには吸収されず、胃にもたれてしまって身体が重くなる、カラダが冷える、飲みたい欲求を我慢することで精神面を鍛えるといったようなもの」と、ギリギリの状況に耐えることが美徳とされたのかと推測していますが、その真意は定かではありません。

 しかし雨の降った泥水、トイレの水を飲んだなどの"都市伝説"もあったと話す元スポーツマンもいますが、肉体の約60%が水分でできていることから「脱水そのものが運動のパフォーマンスを下げることに繋がります」とも記しており、現在では部活中に水を飲むことを推奨しています。

 ただ、いまだに痛ましい事故はなくなったわけではありません。2016年8月には奈良県の中学校で、ハンドボール部に所属していた1年生の男子生徒が適切なタイミングでの給水ができず、熱中症の症状を訴えて命を落とすという事故がありました。その後も部活動での熱中症、脱水症状による事故は毎年のように起こっています。