ここあみるくのブログ

閲覧者様に上手く伝わるように努力した記事を伝えられたらと思います

前代未聞!広島大会で審判ルール分からず1時間19分中断!

 「広島大会準決勝、新庄5-4崇徳」(26日、マツダ

 選手交代のルール確認、説明のため、試合が午後3時32分から同4時51分までの1時間19分、中断した。

 問題が起こったのは4―4で迎えた延長十回。崇徳は無死一塁から先発・阪垣を左翼に回し、松尾を登板させた。松尾が次打者に犠打を決められ1死二塁となると、再び阪垣をマウンドへ戻し、松尾を左翼へ。さらに2死三塁となってから、再び左翼・松尾と投手・阪垣を入れ替えた。

 野球規則では、この交代は認められていない。しかし審判は投手交代をコールし、松尾も投球練習を始めた。投手交代となれば阪垣はベンチに下がらなければならないが、この時点で崇徳はベンチ入り選手20人を使い切っていた。野球規則を厳密に適用すれば、没収試合で崇徳の敗戦となる。

 高野連の話し合い、新庄・迫田守昭監督(65)の抗議などで、中断は延びに延びた。結局1時間19分後、投手・阪垣、2死三塁から試合再開となったが、再開直後に新庄が1点を勝ち越し、試合は5―4で新庄が勝利した。

 広島高野連阿蘇品太浄理事長は「申し出があった時に(審判が)ルールを把握していなかった」と不手際を認めた。その上で「高校野球は教育的な意味合いを持ってやっている。厳しい方向(没収試合)よりは、元の状態に戻して再開しようというのが、こちらの判断」